金属アレルギーを治療できますか?と皮膚科にお尋ねしましたところ、夏には着けないようにしましょうというお応えでした。金属アレルギーになるかならないか、どの金属なら大丈夫と100%言い切れる金属など存在しないのでしょうか。自然界の草花もアレルゲンになっているわけですがどういったしくみなのでしょう。
ただしこれまでの人類が実証して歯科や皮膚科から安全だと結果がでている金属がチタンだということです。利用する人、チタンに接する人がおおぜいいれば安全データが積み上がってきているということです。未知の金属が安全な神話があるのは、使う人もまだ居ないからではなく、広く使われ研究されるからです。。
チタンの指輪やピアスで金属アレルギーの症状が出たという相談をよく良く調べてみると、実際にはチタンメッキであったり、ピアスのポストだけがチタンでヘッドの金属が原因になっていたりという誤解がネットをめぐっているのです。本当にチタンで金属アレルギーが出たのであればそれは学会に発表される貴重な症例だと言えます。
チタン危険説はうそ
ナノって何ナノ?
ナノ微粒子になりすぎて、皮膚を透過出来てしまう説が流布されていますが実は化粧品が皮膚内に浸みこむというのもうそ。効果が無いのが化粧品で効果があるのが医薬品であり、効果をうたうのは薬事法に触れるということです。
「化粧品はお肌に浸透……しません!むしろ簡単にしみこんだら大変なことになる」by Richard Guy教授/ 東洋経済
夏の汗と金属イオンの関係ですが、汗は金属をも溶かすほどの成分なのですかと聞かれたことがあります。たしかに汗が犯人であれば金属を何か分解するのだろうかというのが素朴な疑問です。イオンと言われても見えません。
そしてイオン化しないのがチタンの色の正体です。結晶のようなガラスのような膜によってプリズム反射してカラフルに光るのがチタンのカラーです。このガラスのような膜に覆われることで、イオン化せず、金属として化学的に反応する力が奪われているという状態になります。金属というのは本当に奥が深く、そうした性質も身近になっています。
