むかしのペアルックのはずかしい習慣は現代ではまるっきり消え去ったと言っていいのに、現代ではまだペアリングといって、お揃いのかたち、お揃いの色、お揃いの素材で結婚指輪を着けてしまったりする風習がいまだに残っているのはどうしてなのでしょうか。
よく考えてみたらペアリングというお揃いはおそろしいものがありませんか。
私と一緒じゃなければいやという花嫁さまが新郎さまにせまるのでしょうか、それともおまえはおれと同じ指輪をしていなさいとご主人様がおっしゃるのでしょうか。
好みがちがって当たり前ですし、違う服を着るのがあたりまえです。機能も違う、体形だって違うのです。一緒じゃないのがあたりまえ、みなさん個性があるのに、結婚指輪だけはお揃い、それは他人にこのカップルがペア、このふたりはファミリーですと知らせるためのものだというのでしょうか。
お互いの気持ちでそういう祈念を見えるようにしてるのが結婚指輪であって、他人に既婚者とわからせるためのしるしではないと思うのです。
